美容師として現役バリバリのスタイリストとしてサロンワークをさせていただいていて思う事があります。最近の新規の御客様のご要望やお悩みをじっくり聞き出しているとほとんどの方がご自身の髪質や骨格のコンプレックスを美容師さんに指摘されてなりたい髪型にはならないと諦めていらっしゃる気がしています。
つまりプロの美容師さんに「求めていらっしゃるデザインには貴方の髪質じゃ無理」って言われたら諦めるしかないっと思っていらっしゃいます。
これだけ薬剤やカット技術も進歩した現代では「不可能を可能にするのがプロではないでしょうか?」その為には美容師の専門的になりますがG,Lの複合コントロールが出来ないとお話しにならないのではないでしょうか? また素材によってゾーニングコントロールも物理的だけではなく化学的にもコントロールしなければプロではないです。
更にパーマデザインの為には根底となるベースカットと削ぎの仕組みを変革して操らないと求めているデザインにはならないですよね?
そのお勉強と研究をしっかりされていない方が「貴方の髪質じゃ・・・」って言ってしまっているのではないでしょうか?
このままでは「美容師になりたい!!」って方はますます少なくなるのではないでしょうか?
生意気なことをお伝えさせて頂いていますが、現役のスタイリストであり続ける以上
常にお勉強をして不可能を可能にする積み重ねを「喜び」に感じている今日この頃です。
我々、美容師の仕事は素晴らしい職業ですか