Bondブログ



「Heart of Art」

僕は、以前イギリス・ロンドンのヴィダルサスーンに美容留学修行していました。

少し昔のお話・・・「本場サスーンでは昔はカットマニュアルはなかった、それは日本で講習用に作られたもの。ウイッグに向かいクシの持ち方、ハサミの入れ方、角度など立ち振る舞いを意識し、自分流にカッコ良く見せながら基本的なカットが誰でもできるように教育していた。
だから、美容師は「マニュアルカットは上手でお客様になると骨格の違いや髪質の違いや・・でダメになってしまう方が多い・・」

本来の美容師は右脳と左脳、両方の考え方があって初めてお客様の髪を扱う時、それがその人の身体の一部を扱うという感じになると思います。美容師は、美容以外のことを知っていないと、ダメになっていく。美容と教養、かけはなれた存在のように思うかもしれないけど、自分がもっているシザーズを動かしているは自分の頭なのだから大切です。みんなは一日一日成長しているという自覚が必要だと思う。

 How to cut だけを重視していると、美の需要な贈り物、宝物を見逃したまま生きることになる。“自分”の才能、教養を盛り込んだサロンワークをして、お客様に喜ばれたら嬉しいでしょ?自分で判断して整理できるということが一番必要。美容に従事することは、それぞれ個々の異なったやり方でこの貴重な時間や経験を自分のものとして生きながら、自分と他人の人生を豊かにしていくということだ。
 ヘアデザインはそのデザイナーの持つ感性をベースにして、各自がイメージする形を“技術”というフィルターを通して創り出すもの。だから、そのデザイナーの持っている感性の源が非常に重要になる。決定的というくらい。幼い時から、見たり、聞いたり、触れたり、嗅いだり、味わったりした、経験や記憶の集積が、そのデザイナーの美に対するものさしになっている。
感性は五感が育ててくれる、五感とは人間の持つ最も本能的な部分であり、本能の使い方が感性のベースを育てる。そこに思考が加わり、さらに感性が育っていく」


 美容師がいいデザインをするために、技術を磨く以外に勉強しなければならないことは多くある。一般教養を身につけ自分自身を高めることが大切だ。

そして、心の中の「Heart」に含まれる『Art』を大切にして生きたい。
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by bondh | 2008-08-31 09:21 | 美容の話
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