今日の文章は長いので気合と時間がある時に読んでいただければ幸いです。
~「鳥インフルエンザの予防」について・・
WHOおよびその他の専門家は、20世紀おこった3回のパンデミックの最後が発生した1968年以来のどの時よりも現在世界はインフルエンザパンデミックに近づいていると考えているそうである。
WHOは、世界にパンデミックの脅威の深刻さおよびより高度の事前計画活動を実施する必要について知らせるための制度として、パンデミック警報の6つのフェーズを用いている。
ちなみに5段階中、現在の日本は『警戒3』
つもり、十分な対策と警戒が必要と感じます・・・。
「対策」は、予防接種と手洗いと、うがい
「予防」とすれば、「マスク」である。
そのマスクをダチョウの卵を使用した「抗菌マスク」が今話題となっています。
以下、知識を情報としてお届けいたします。
我々の体には、体外から侵入してきたウイルスや細菌などの異物を撃退する、免疫という生体防御システムが備わっている。免疫は非常に複雑な仕組みで異物を排除するのだが、その第一線でウイルスや細菌の増殖を抑えてくれるのが抗体である
「予防接種」では、あらかじめ無害化した病原菌を注射しておくことで、たとえ病原性のウイルスや細菌が感染しても、その症状を弱めることができる。
これも、それぞれのウイルス、細菌に合わせて作られた抗体が働いているからだ。こうした抗体の性質は、病気の予防だけでなく、さまざまな用途で利用されている。
そもそも抗体は、異物に含まれるたんぱく質だけに結合して病気の原因を無害化する。このたんぱく質だけに結合するという性質を利用して、特定のたんぱく質を検出するのに抗体が用いられるようになっているのだ。例えば、体内のがん細胞だけが作りだすたんぱく質を抗体で検出できれば、がんの診断ができることになる。このように抗体の用途は広がっており、その市場規模にはますます注目が集まっているのだ。
すでに、マウス、ウサギやニワトリに抗原を注射して、体内でできた抗体を、マウス、ウサギは血液から、ニワトリの場合は卵黄から精製するという方法で抗体生産が行われているが、生産コストが高く、大量生産も難しかった。
そこで、京都府立大学大学院生命環境科学研究科の塚本康浩教授が、ダチョウを活用して抗体を低コストで大量に生産できる新しい技術を開発した。
その会社がCROSSEED(クロシード)株式会社
「 抗体マスク」 は、従来タイプのウイルス対策用マスクに使用されている“静電フィルター”に加え、抗原抗体反応によりウイルスに瞬時に結合してカットする“抗体フィルター”を組み込んだ不織布性マスクだそうです。
“抗体フィルター”には、季節性インフルエンザに加え、鳥インフルエンザに対して選択的に結合するIgy抗体が100兆個以上、敷き詰められています。
感染に不可欠なウイルスの表面の突起を“抗体”が覆ってしまうので、ウイルスからのリスクが低減すると検証され学会でも発表されたそうですよ。
知っていることが大切です。
健康第一だもんねー ワールドピース