奈良をデザインする・・・そう書かれていても「何を??」と思ったのが一番最初に感じたことです。
変態なぐらいアートが大好きな僕は
デザインって様々な考え方ととらえ方があると思う。
アートとして創造性や思想性的なデザインもあれば・・・
人間工学に基づいた感性工学としての機能デザインもある・・・。
僕のように美容師としてのデザインは「僕の目の前の人を笑顔にする生活と密着したヘアーデザイン」もある。
僕の親友の「こんちゃん」が今回出版された本をよんで真っ先に思い出したのが
「ヘレンケラーの自伝を読んだ時のあのフレーズです。」・・・
書斎から埃のかぶった本を調べてみましたー
『私は校長先生が一言を発するごとに彼女の顔の上に手をあて、その唇の運動や舌の位置を探って、その真似をして、一心に学んだ結果、1時間後には六つの音の要素(M.P.A.S.T.I)を覚えこんだ。かくて私は最初に「It is warm today.(今日は暖かです)」と自分には聞えないながらも、声だけは発し得た時の驚きと喜びは、終生忘れ得ないことです。それは聞き取りにくい言葉ではあった。しかし正しく人間の言葉であった。私はこれで永い間の苦悩から救い出された』
僕が思うに・・・何かを作り出すことだけがデザインのフィロソフィーではなく人間の心の中に宿る潜在能力を「成長させるキッカケ」もデザインである
。
そのことを気づかせてくれた本です。
こんちゃんー御出版おめでとう★
たまにはーご自分をほめないといけないよ~笑
にしやん