ある日・・・
比叡山延暦寺に座禅の体験に行って来た時の話です・・・。
せっかく体験するなら世界遺産でという事で京都しないから車で45分。
西院に到着して、石段を下り、本堂でご挨拶して
修業の建物へ・・・
「少し緊張する・・・」
なんせ初めての体験ですから・・・
人間は、どうしても自分中心に、ものごとを考えてしまいます。
因に、「座禅」をネットで調べたら、
〜自分が得する行動すなわち”我”です。我を通そうとすることで、そこに悩みや、怒り、恨み、嫉妬心、そして欲が、といったいわゆる煩悩が心に自然に発生して来るのです。この煩悩も、我も相手があって発生するのです。煩悩を少しでもなくす。自分の我、欲をどうしたら無くす事が出来るか?
その修行をするのが「座禅」なのです〜
「やはり、怖がらずに・・・いざ出陣!!」笑
「おはようございます」っと出て来てくださったお坊さんは円満の笑顔の方で 一安心。笑
まずは「ホワイトボード」で・・・きぇーっ・・・笑
足の組み方の組み方のレクチャー (インストラクターレベルに上手い)〜足が安定していないと、座禅ができません。組み方には両足を組む結跡朕座(けつかふざ)片足だけを組む半跡朕座(はんかふざ)の二通りがあります。
結跡跣座が難しい人は半跡跣座をするとよいでしょう〜
〜いったん座布団にあぐらをかきます。
① 両手で右足を持ち、下腹に引き寄せます。 ② 左足のふとももに載せ、足の裏が上を向くようにします。 ③ もう一方の足も同じようにします。 ④ 両膝が座布団につくようにして体を安定させます。 こうすると長時間座っていることができます。
半跡跣座(はんかふざ)の場合でも両膝は座布団につけて体を安定させます。
続いて・・・手の組み方
手の組み方のことを印相(いんそう)といいます。大きく分けて二つの組み方がありますが、一般的なのが法界定印(ほつかいじょういん)と呼ぶ組み方です。
まず、結跏趺座(けつかふざ)を組んだ足の上に右てのひらを上にして載せます。左手も同じようにてのひらを上に向けて右手に重ねます。両手の親指を紙一枚入るぐらいあけて、お互いに支えるようにします。
手は足の上に置いて体に引きつけますが、両肘は体から離し、肩の力を抜きます。
足と手を紺んだら姿勢を調えます。揺身(ようしん)と呼びますが、体を前後左右に揺らして、自分がいちばん安定する位置を決めるのです。
腰を伸ばし、腹を前に出すようにします。きれいな坐相は、鼻とへそ、耳と肩がそれぞれ垂直になります。また、両膝とお尻の穴で二等辺三角形ができ、頭の後ろと結んだ形が三角錐さんかくすいになるようにします。
◆調 息
息をゆっくり吐いたり吸ったりして調え、心を静めることを調息といいます。
まず、口を結んで腹式呼吸をします。鼻から息を吐きます。体の中の空気を全部吐き出すつもりで息を出します。そのとき、心の中にあるいろいろな思いも吐き出すよう想念します。できるだけ長く、もう限界というところまで吐き出します。そして同じく鼻でゆっくり息を吸います。腹の中にまで空気が入るのがわかると思います。
次に、丹田(たんでん)を意識するようにします。丹田とは座禅のキーワードで、臍下丹田(さいかたんでん)といって、臍(へそ)の下三センチぐらいのところをさします。ここに気持ちを集中させて、胸や腹の空気を出します。全部出し切ったら丹田に入れていた力を抜いて息を吸います。これを何回か繰り返します。慣れてくると、呼吸の回数が一分間に五-六回ぐらいになります。
ゆっくり呼吸することで、新鮮な空気が体のすみずみにまで届き、心を落ち着けることができます。呼吸を調えるということはとても大事なことなのです。
◆数息観(すそくかんく )
丹田での深い呼吸ができるようになったら、自分の呼吸を数える数息観という方法を行います。
息を吐き出すとき「ひとー」、吸うとき「つー」と心の中で数えます。次に、また息を吐きながら「ふたー」、吸うとき「つー」と数えます。このようにして、十まで数えます。十(とお)までいったら、また「ひとー」「つ-」に戻ります。数えることだけに意識を集中してください。そのうち、その意識すらも消えるようになるでしょう。これが数息観です。
呼吸と自分がひとつになると、心も体も空っぽになり、物事を素直に、ありのままに観ることができるようになります。
ここまでのご説明を聞いて 何だか有り難い気持ちと 眠気が・・・・
いよいよスタート☆
「足が・・・痛い・・・」
そう思った瞬間・・・
警策(きょうさく)!!!!!!
「バシっ!!!!」
「ぎぇーーーーーーっ」
・・・・・・・・・・。
何だか、気合いが入った気がする」。。。。。。。。
終わった後、 何だか 心が穏やかになった気がしたのは
自分のことを沢山、気付きがあったからなのでしょうか???